静止画広告と動画広告、効果が高いのはどっち? | ゲームの動画制作・広告運用「Mr.GAMEHIT」ブログ
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静止画広告と動画広告、効果が高いのはどっち?

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毛利 優棋

Mr.GAMEHITのディレクター、毛利です。

デジタル広告を運用する上でパフォーマンスをよく運用したいと考えるのは当然ですが、その際に担当者側から広告は「静止画がいいのか、動画がいいのかで悩む」という声が多く聞かれます。

今回はそんな悩みを解消するために、静止画広告と動画広告のパフォーマンスの違いや、各広告が適しているシーン例、重要視される理由などをご紹介いたします。

静止画広告の特徴

静止画広告は伝えたい情報を瞬時にターゲットへ与えることが可能な広告手法です。情報量は動画広告に比べて少ないものの、制作コストの面で優れています。

制作コストが抑えられる利点を活かし、複数の静止画広告を準備してターゲット別で表示を変える等の運用がしやすい点が特徴です。

  • 視聴する必要がない。
  • 瞬間的に情報を伝えることができる。
  • 制作コストは動画に比べて抑えられる。

動画広告の特徴

動画広告の特徴で一番に挙げられるのは「情報量の多さ」です。動画の伝達力は文字だけのものに比べて5000倍もの情報を伝えることができるといわれています。

動画広告は静止画広告に比べて制作コストはかかります。ですが視覚的・聴覚的に訴求する力が強く、ターゲットの印象にもっとも残りやすい訴求力の高い手法の一つです。

近年スマホの普及により、動画コンテンツを視聴するユーザー数は増加しており、動画コンテンツでの広告に対する抵抗感も薄いという特徴があります。

  • 静止画よりも伝えられる情報が多い。
  • 広告に対する抵抗感が薄い。
  • 制作コストは静止画に比べてかかる。

静止画広告と動画広告のパフォーマンスの違い

スマートフォンの普及が進み、YouTubeやSNSを通じて動画視聴がより身近になったことで広告分野においても動画広告が増加しています。
広告を展開するなら、静止画が良いの?動画が良いの?という疑問を「クリック率:コンバージョン率:獲得単価」の3項目で比較しているデータをもとに分析をしていきたいと思います。

静止画広告と動画広告のパフォーマンスの違いに関して、クリック率・獲得単価はばらつきがみられますが、コンバージョン率は静止画広告に比べて動画広告が高いというデータとなっています。

旅行・交通業界のある企業の事例となりますが、同条件で配信した広告で静止画広告をクリックしたユーザー層と、動画広告をクリックしたユーザー層の重複率は全体のわずか3.7%だったという数値が得られています。この数値が示すように、静止画と動画両方に反応するユーザーは多くはありません。

広告を運用する際にパフォーマンスを目指すのであれば、静止画と動画両方のクリエイティブを配信することが最も効果的であるといえるでしょう。

静止画広告、動画広告の適しているシーン例

実際に広告を展開するにあたって、静止画と動画の両方のクリエイティブを配信することが効果的ですが、それぞれ適しているシーンが存在しているのでご紹介いたします。

静止画が適しているシーン

静止画広告における最大のメリットは「伝えるべきメッセージが最初から表示できる」という点です。

表示された瞬間、一瞬ですべてを伝えることができる。一定の情報をすべての視聴者に与えることができるため、情報量が少ないものを取り扱うシーンでは静止画広告が効果を発揮するケースが多く見られます。

動画が適しているシーン

動画広告における最大のメリットは情報量の多さです。静止画や文字だけの広告に比べて、一度に多くの情報を短時間で伝えることができるため、商品やサービスを実際に利用しているイメージをユーザーに持たせたいシーンに強さを発揮します。

動画広告は静止画広告にはない音やインパクトを与え、視聴したユーザーが「この商品がほしい」「実際にやってみたい」と感じ興味を持ってクリックや購買、ダウンロードまで一気に進めることが可能です。

動画コンテンツが重要視されるワケ

動画広告市場規模推計・予測(デバイス別 2020年-2025年)において動画広告の市場規模の拡大は継続が予想されている通り、動画コンテンツの重要性、関心は年々高まりを見せています。

2021年の動画広告市場は大手動画配信サービスにおけるメインストリーム動画広告を中心に需要が大きく増加しました。

これはコロナ禍で定着した、世代を問わないユーザーの動画コンテンツ視聴の増加とともに、大手動画広告媒体のユーザー数も大きく伸長し広告主企業にとって動画媒体の魅力がますます高まったからです。

くわえて音楽やスポーツ、芸能などのエンターテイメントをはじめ、業種や規模の大小を問わず多くの広告主やブランドが大手動画配信サービスに動画広告を出稿する動きが見られました。

このように、動画広告市場は今後もインターネット広告市場全体の水準を上回る高い成長率で推移することが予想され、2022年には5,497億円、2025年には1兆465億円に達すると予想されています。

調査結果からわかるように、インターネット広告における動画コンテンツは今後も幅広い業種・分野で重要視されることは間違いありません。

担当者の約85%が「動画の重要性が増している」と回答

企業における動画活用の実態を探る2020年の調査において、動画マーケティングに取り組んでいる企業担当者の約85%が「動画の重要性が増している」と回答。

また、59.9%の人が静止画コンテンツに比べて動画コンテンツは成果が向上したと回答。具体的に改善されている指標について20%の人が「広告のCPC、CPAが削減された」「広告のCVRが向上した」という成果につながるケースが確認されています。

まとめ

インターネット広告において、静止画広告・動画広告ともにメリットがあり、両方を活用することで総合的なパフォーマンスの向上、広告の成果につなげることが可能です。

その中でも動画広告は種類、表現形式がまだまだ増加している成長途中の分野であり、今後の広告展開においてなくてはならない存在といえるでしょう。

動画広告はユーザー獲得、広告パフォーマンスの最大化を目指す際、絶対に外せない広告手法だからこそまだ、試したことがない、一歩踏み込めないという場合でもこの機会にまずは一度、動画コンテンツを試してみることをオススメします。

ゲーム業界に特化した動画広告支援サービス「Mr.GAMEHIT」は、ガチなゲーマー集団がゲームの動画制作・広告運用をご提供しています。過去5,000本以上の制作実績と蓄積されたナレッジを元にゲームプレイヤー数増加をサポートします。ゲーム動画広告でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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