ゲームの動画マーケティングにオススメのデジタル広告媒体5選 | ゲームの動画制作・広告運用「Mr.GAMEHIT」ブログ
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ゲームの動画マーケティングにオススメのデジタル広告媒体5選

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毛利 優棋

こんにちは。Mr.GAMEHITのディレクター、毛利です。

ゲームのデジタル広告・掲載する媒体やメディアには様々な種類があり、どれがどういった役割を果たしているのか分かりにくいという声が多く聞こえます。

この記事ではデジタル広告の種類や、主要な広告媒体、媒体選定時の判断ポイントやMr.GAMEHITで制作した動画が出稿された媒体の事例も交えながら分かりやすくご紹介いたします。

デジタル広告とは

デジタル広告とはインターネット上で展開されている広告の総称です。WEBサイト、各種SNS、メディアなどで表示される広告の他に、屋外や店頭、公共空間や交通機関など、あらゆる場所で液晶ディスプレイなどに広告表示を行うデジタルサイネージを活用したものまで幅広く存在しています。

デジタル広告3つのメリット

これまでの主要媒体(新聞、TV、雑誌、ラジオ)で発信されていたマス広告に対して、デジタル広告は優れている点が多く見られます。代表的な3つのメリットは以下の通りです。

低予算で始められる

インターネット広告はあらかじめ予算の上限設定を決めて開始することができます。プラットフォームも一般に解放されているので、アカウントを用意することで自社で運用ができる点もコストを抑えられる要因の一つです。

ターゲティングが可能

マス広告に比べ、細かいターゲッティングができる点はデジタル広告の強みの一つです。「どの層に」「どのタイミングで」「どんな広告を表示させるか」という設定を行うことで確実にターゲット層へ広告を表示することができます。

デジタル広告の中でもSNS広告はより精度の高いターゲティングが可能と言われています。

効果測定がしやすい

デジタル広告は具体的な数字で効果測定が正確にできます。対象の広告が適正なのか、改善が必要かの検証が効率的にできる=PDCAのサイクルを早く回すことが可能となり、成果に繋がりやすいというメリットがあります。

デジタル広告の種類と主な媒体

デジタル広告はさまざまな種類や掲載する媒体があり、それぞれユーザーに対しての広告効果も違います。代表的な広告5種類と主要な広告媒体は以下の通りです。

リスティング広告

検索エンジンで一般ユーザーが検索したキーワードに関連した広告を検索結果画面に表示するテキスト広告です。クリック毎に広告主の費用が課金されることから「P4P」とも言われます。「検索」している瞬間というユーザーの関心が一番高いときに広告が表示されることで高い効果を発揮します。

主な広告媒体…Yahoo広告、Googleがほぼ2強。リスティング広告といえばこの2媒体は絶対に外せない存在です。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告はWEBサイトやアプリの広告枠にテキスト、画像、Flash、動画などで表示される広告です。バナー形式で表示される事が多いため「バナー広告」と呼ばれています。WEBサイトのコンテンツに関連して表示される事が多く、よりターゲットを絞り込んで広告を展開する事ができます。

主な広告媒体…グーグルディスプレイネットワーク(GDN)、Yahooディスプレイ広告が主要媒体として有名です。検索後ページやコンテンツページで表示されることが多く見られます。

オンライン動画広告

その名前の通り、インターネット広告で動画を利用したものがオンライン動画広告です。当初はテレビCMの素材をそのまま流用したものが主流でしたが、近年はオンライン広告専用の動画素材を用いて制作される事が多くなっています。動画は情報量も多く見る人の印象に残るため、静止画に比べて広告効果が高いと言われています。

主な広告媒体…Youtube、ニコニコ動画、TikTok、Instagramなどが有名。その他にもWEBサイトやアプリの中で動画広告は広く利用されています。

ストリーミングメディア広告

ストリーミングメディアとはインターネット回線を利用して、データのダウンロード等を行わずに(オーディオ、ビデオ、グラフィック等)を再生できるサービスです。コンテンツの視聴者に向けて、必ず5秒は広告が表示される仕組みになっているため、製品の認知拡大に効果的です。

主な広告媒体…Amazonプライム、Netflix、AppleTVなどインターネットの普及に伴い拡大しているサブスクリプション系のサービスで多く見られます。

音声広告

ラジオや音楽配信サービスの視聴者に向けて声や音で伝える広告です。従来のラジオCMとは異なり、インターネットを活用したラジオ放送や音楽配信サービスではユーザー層をターゲティングができるため、従来のものに比べて成果に繋がりやすくなっています。

主な広告媒体…Spotify、SoundCloud、SMART USENなど、無料〜有料のアプリやサービスが現在も増加し続けています。

ソーシャルメディア広告

個人が発信するSNS媒体(ブログ、動画共有サイト等)に表示される広告です。ユーザーのプロフィール情報などを元にして、精度の高いアプローチが可能であり商品の認知向上などの効果も高いと言われています。

主な広告媒体…Facebook、Twitter、Instagram、LINEなど個人が発信する媒体が多い。

媒体選定時のポイント

ここまで色々な種類のデジタル広告をご紹介しましたが、どのような種類の広告も実際に掲載する際、広告が掲載される媒体を選ぶ必要があります。媒体選定の際に一般的に注意するべきポイントは以下の通りです。

目的とターゲットを明確にする

広告を出す目的、ターゲットによって掲載する媒体も変わってきます。有名だから、大手だからと、なんとなくで選んでしまうと成果へ繋がりにくくなり、広告費用だけ無駄に掛かってしまうリスクがあります。媒体を選定する前に必ず「目的とターゲット」を明確に設定して、最適な広告・媒体を選べるようにしておきましょう。

「認知」「検討」「購入」のフェーズを連動

マーケティングの基礎とも言える「認知」「検討」「購入」のフェーズごとに広告表現も変わってきます。それぞれが独立したものではなく、認知層が検討層へ進めるように、検討層が購入へ進めるように各フェーズを連動させる事で成果に繋がりやすくなります。媒体を選定する際はこの基礎の流れを展開できる様に意識することが重要です。

配信先は複数のメディアを選択

広告の特性を活かし、効果を高めるために広告の配信先は1つの媒体・メディアに絞り込むよりも、複数の媒体・メディアに展開をした方が成果へ繋がります。ディスプレイ広告が得意なA、リスティング広告が強いBというように媒体を選定する際は複数のメディアを選択できる様にしておきましょう。

媒体・メディアごとの役割を分析して最適化

広告媒体、メディアにはそれぞれ強い部分と弱い部分が有ります。広告を掲載し、成果へ結びつけるためにも媒体・メディアごとの特性や強みを理解することが重要です。選定の際に媒体・メディアごとに「役割の分析」を行い最適化をした上で、広告戦略に組み込むことで、広告の効果を最大限に発揮する事が可能です。

ゲームにオススメのデジタル広告媒体

ゲームにオススメのデジタル広告媒体はどのようなものがあるか?実際に広告代理店コンサルにヒアリングを行った結果、予算の9割が次のご紹介する5つの媒体で消化されている事がわかりました。この項目ではMr.GAMEHITで制作した動画が出稿された実際の例も交えて5つのオススメ媒体をご紹介いたします。

Googleアプリキャンペーン

Googleアプリキャンペーンを利用すると、Googleの関連サイト全体(Google 検索、Google Play、YouTube、Google ディスプレイ ネットワーク、AdMob、Google 検索のDiscover、Google の検索パートナー、アプリ広告をホストするサイト運営者など)に広告が出稿されるので、ゲームだけではなく全てのアプリ広告にとって不可欠な存在と言えます。

広告掲載のプロセスも合理化されており、数行の広告文、入札単価、その他のアセットを設定すれば、それ以降はターゲットユーザーにリーチできるようにキャンペーンが自動的に広告の最適化を行うため、データに基づいて的確な広告展開が可能となります。

Twitter

Twitterの広告は20種類以上のフォーマットが用意されていて、コンテンツの魅力を最大限に引き出し、より成果に繋がりやすいタイミングでユーザーに届けることが可能です。なぜならTwitterユーザーに対してフォローの傾向・会話ターゲティング機能やリマーケティング機能などにより分析されたデータを基に、ユーザーの受容性が最も高いタイミングで広告を表示することができるからです。

Twitterは若年層ユーザーが多いのでゲームとの親和性も高く、2次拡散(リツイート)された広告は料金が掛からないため、拡散すればするほど低コストで広告を展開する事ができるため人気の媒体です。

TikTok

TikTokの広告はすべてBGM付きのショートムービー形式です。テキストや画像のみ(静止画)広告に比べてユーザーが最後まで閲覧する確率も高く、記憶にも残りやすい上に、広告の掲載も一般ユーザーと同じ場所に表示されるので、ユーザーが「いかにも広告」という印象を持たず、自然に広告を視聴してもらえる確率が高いという特徴があります。

TikTokも若い世代が多く利用しており、パッと見て、視覚と聴覚に訴えられる、良クリエイティブな作品はフォロワーが少なくても爆発的に広がるため、ゲームの広告媒体として人気が高くなっています。

Apple Search Ads

Apple Search Adsはアプリマーケティングの専門知識、リソース、予算、経験レベルに応じてBasic、Advancedという2つのソリューションを提供しています。App Storeを利用した際にユーザーが探しているアプリと広告対象のアプリをマッチングさせることが可能です。

業種や顧客タイプによっての使い分けや、広告パフォーマンスの分析なども簡単に設定可能です。App Store の検索後にアプリがダウンロードされる割合は65%と非常に高いため、

ios向け広告運用の際には外すことができない媒体です。

Facebook

Facebook広告は世界最大のSNSであるFacebookを始め、Instagram(インスタグラム)やMessenger(メッセンジャー)、AudienceNetwork(オーディエンスネットワーク)といった4つの掲載先へ広告配信が可能です。

世界中、多くの人が利用するSNSの中でもFacebookは実名性という特徴があり、年齢や性別、趣味嗜好がデータベース化されています。つまり最初からターゲティングの精度が高いため、成果に繋がる戦略などを立てやすい媒体です。

ゲームの広告は動画が強い

昔からゲームの広告は静止画に比べて動画が強い傾向にあります。近年はインターネットの普及、SNSの発展により動画広告の重要度が一段と高まりを見せています。改めて、なぜゲーム広告は動画が強いのかを3つのポイントにまとめてみました。

ゲーム業界は動画広告をうまく使える

現在のようにインターネットやSNSが普及する前、TV広告の時代からゲームのプレイ動画を素材としてCMを展開していました。このように昔からゲーム業界では動画を広告素材として利用してきたので動画広告をうまく使えて当然といえるでしょう。

ゲームの訴求ポイント毎に作れる

ゲームにはさまざまな魅力が詰まっています。ゲームのどういった部分を見せたいのか、アピール(訴求)したいポイント毎に動画素材を活用し、多くのユーザーに対して魅力を伝えることができる点もゲーム広告で動画が強いポイントです。

静止画に比べて情報量が多い

紙媒体・テキスト広告や静止画の素材と比べて、アクションやBGMなどが加わる動画広告は情報量が圧倒的に多くなります。ターゲットユーザーの視覚と聴覚に訴えることで、より(ゲームの魅力)を短時間で伝え、実際にプレイしてみたいという(成果)へ繋げることが可能です。

まとめ

ゲームのデジタル広告にはさまざまな種類があり、掲載する媒体やメディアもそれぞれ特徴や役割を理解して選定する必要があります。

近年はAIの発展により広告運用の自動化が進んでおり、媒体ごとの戦略的な部分で成果の差が生まれにくくなりました。だから競合との差別化を図るためクリエイティブの質が重要視されており、広告の種類・媒体やメディアの選定に加え、他とは違う質の高いクリエイティブのゲーム動画広告を制作できるか否かという点もデジタル広告には絶対に外せない条件の一つとなっています。

ゲーム専門動画広告制作サービス「Mr.GAMEHIT」は、“ゲーマーが作るゲーム動画”をコンセプトにゲーム業界に特化した動画制作サービスを提供しています。過去5,000本以上の制作ノウハウを元に、コアなゲーマーで構成されたチームが、ユーザー視点を考え抜いた「思わずプレイしたくなる動画」を制作します。ゲーム動画広告でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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